レッカーの知恵袋
レッカー費用はどのくらいかかる?道路・依頼先ごとの相場と費用を抑えるコツなどを解説

執筆者プロフィール

川本裕太 関西大学を卒業後、営業職としてキャリアをスタートし、その後システムエンジニアへ転身する。 2023年にはUPSTART株式会社を設立し、メディアサイト『アプデ』を立ち上げる。 『アプデ』では、自動車関係の記事を中心に、今の知識を1ランク・2ランクもアップデートできる情報を発信している。
レッカー費用は基本料金、けん引距離、作業内容によって大きく変動します。そんなレッカー費用ですが、「相場はどれくらい?」「どの依頼先が安心?」と気になる方は多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、レッカー費用の目安や費用を抑える方法を解説します。また、道路や依頼先ごとの特徴や注意点もあわせて紹介します。
この記事を読めば、賢くレッカーサービスを利用するためのポイントが理解できるので、出費をできるだけ抑えたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
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国産車はもちろん、輸入車や大型車にも対応可能。車種やトラブル内容に応じて、経験豊富なスタッフが状況を見極め、最適な方法で安全・迅速に対応します。レッカーの移動費用はロードサービス特約が付帯している任意保険に加入していれば、無料でレッカーできます。
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レッカー費用が決まる仕組み

レッカー費用は、以下の項目によって構成されています。
- 基本料金
- けん引距離別料金
- 作業料金
- 高速料金
ここでは、それぞれの項目について詳しく解説します。
基本料金
レッカーサービスを依頼すると発生する基本料金は、業者が出動するための最低コストであり、トラックの手配・出動準備・ドライバーの人件費が含まれています。
昼間と深夜、平日と休日では料金が異なる場合もあり、時間帯や曜日によって割増がかかるケースもあります。相場は5,000円〜1万円程度が多いですが、都市部ではやや高めに設定されているのが一般的です。
また、依頼現場が整備工場や事務所から遠い場合は、出動費用が上乗せされる可能性もあります。そのため、基本料金は「現場に来てもらうだけで発生する費用」であり、追加作業の有無にかかわらず、必ず支払う必要がある項目です。
けん引距離別料金
基本料金に加えて大きく費用に影響するのが、けん引距離別料金です。故障車や事故車を移動させた距離に応じて発生するもので、1kmあたり500円〜1,000円前後が一般的な相場です。
自宅から10km先の整備工場まで運んだ場合、追加で5,000円〜1万円程度の費用がかかります。距離が伸びるほど比例して金額も上がるため、長距離のけん引は注意が必要です。
さらに、都市部での渋滞や山道での走行など、走行環境が厳しい場合には割増が発生することもあります。高速道路でのけん引は、通行料が加算され高額になりやすく、目的地までの距離や道路状況などが費用を左右します。
作業料金
けん引に加えて、現場での作業が必要な場合に発生するのが、作業料金です。車両が溝に落ちている・スタックして動けない・事故で大きく破損しているといったケースで、けん引前に救出作業の必要がある場合に費用が発生します。
雪道での埋まりや脱輪など、短時間で終わる作業は費用が安く済みますが、道路外へ落ちた車の引き上げは大がかりとなり料金も高くなります。
作業内容によって数千円から数万円と幅があり、クレーンでの吊り上げや特別な機材を用いる場合はさらに高額になることもあるでしょう。
作業料金は車両の状態に大きく左右されるため、実際に現場を見てから見積もりが出ることも多く、予測が難しい点でもあります。
高速料金
高速道路で事故や故障が起きた場合、レッカー車も高速道路を走行するため、その通行料は依頼者負担となり、往復分が加算されます。さらに、レッカー車は大型車扱いとなることが多く、普通車より高額になりやすい点に注意が必要です。
区間によっては、数千円単位の料金が追加される場合もあります。加えて、安全確保のため低速走行が求められることで所要時間が延び、人件費や追加費用が上乗せされるケースもあるでしょう。
つまり、高速道路でのレッカー利用は基本料金やけん引費用に加え、通行料もかかるため予想以上の出費となることが多いです。
レッカーの費用相場

レッカーを依頼した際の費用相場は、軽度のトラブルであれば1万円前後です。けん引距離が長かったり、特殊な作業を伴ったりする場合には、3万円〜5万円程度まで膨らむことがあります。
さらに、高速道路でのトラブルでは通行料金が加わるため、合計が数万円を超えるケースも珍しくありません。あくまで目安ですが、多くの場合は「基本料金+距離料金+作業料金+高速料金」の合計で算出されます。
【道路別】レッカー費用の相場

レッカー費用は、トラブルが起きた道路の種類によっても変わります。
ここでは、道路別にレッカー費用の相場を紹介します。
一般道
一般道でのレッカー費用は基本料金とけん引距離によって決まり、相場は1万〜2万円前後です。10km程度なら、2万円以内に収まることもあります。
ただし、事故で大きく損傷している場合や溝やガードレールに接触して動けないケースでは追加作業料が発生し、費用が大幅に上がる可能性があります。
さらに、夜間や休日は割増料金が加算されるため、依頼のタイミングによって出費が変わる点を理解しておくことが大切です。
高速道路
高速道路でのレッカー費用は一般道より高額になりやすく、相場は3万〜5万円程度が目安です。けん引料金に加え、レッカー車の通行料や安全対策費が発生します。長距離移動になることも多く、その分追加費用が増える点に注意が必要です。
さらに、深夜や休日は割増料金が適用され、想定以上の出費につながるケースもあります。遠方でのトラブルは費用が高額になりやすいため、任意保険のロードサービス内容や無料けん引距離を事前に確認しておくことが重要です。
【依頼先ごと】レッカーの費用相場

レッカー費用は、依頼先によって大きく変わります。代表的なのは以下のとおり、JAF・任意保険・地域密着型のレッカー業者の3種類です。
- JAF
- 任意保険
- 地域密着型のレッカー業者
それぞれの特徴や費用の違いを理解しておくことで、突然のトラブル時に最適な選択ができます。ここでは、それぞれのレッカー費用の相場を紹介します。
JAF
JAF(日本自動車連盟)の会員であれば、基本的なロードサービスは年会費に含まれるため追加費用はかかりません。けん引は15kmまで無料で、それを超えると1kmあたり約730円が加算されます。
非会員の場合は基本料金が約1万3,000円からスタートし、さらに距離料金が加わるため、出費は大きくなります。頻繁に車を利用する人や遠出が多い人にとっては、会員になっておくことで結果的にコストを抑えられるケースが多いでしょう。
任意保険
任意保険のロードサービスは、レッカー費用を抑えるうえで最も頼れる手段の1つです。多くの保険会社では30〜50km程度まで無料けん引が可能で、契約内容によってはさらに長距離までカバーできるプランもあります。
費用は保険料に含まれるため、追加請求が少ないのも大きな利点です。ただし、無料距離やサービス内容が保険会社やプランごとに異なるため、実際に利用する前に補償範囲をしっかり確認しておくことが大切です。
地域密着型のレッカー業者
地域密着型のレッカー業者は、近隣でのトラブル時にスピーディーな対応を期待できるのが大きな強みです。費用の相場は1万円〜3万円程度で、基本料金に加えてけん引距離や作業内容によって金額が変動します。
電話1本で即対応してくれる場合も多く、深夜や休日でも出動可能な業者も多くあります。ただし、任意保険会社と提携していない業者では、全額自己負担となるため注意が必要です。
クルマのレスキュー隊は、任意保険に加入していれば追加費用なしでレッカー搬送が可能です。24時間365日いつでも駆けつけてくれる体制が整っており、明朗会計で不安のないサービスを提供しているので安心して利用できます。
レッカー費用を抑えるコツ

レッカーサービスは思わぬ出費につながるため、事前の備えで費用を抑えることが重要です。任意保険のロードサービスやJAFの会員特典、信頼できる業者への依頼などを活用すれば、緊急時でも負担を軽減できます。
ここでは、レッカー費用を抑えるコツを紹介します。
ロードサービスが充実している任意保険に加入する
レッカー費用を抑えるには、ロードサービスが充実した任意保険への加入が有効です。多くの保険会社では30〜50kmまで無料けん引が可能で、条件によっては100km以上の長距離にも対応してもらえます。
一般道や高速道路のトラブルでも追加費用が発生しにくく、作業料や現場対応費を含めて実際の出費を大幅に減らせるのが安心です。
JAFの会員になる
JAFに入会すれば年会費だけで基本的なレッカーサービスが利用でき、会員は15kmまで無料けん引が可能です。それを超えても1kmあたり約730円と割安で、バッテリー上がりやパンクなどのロードサービスも、追加費用なしで受けられます。
非会員は基本料金だけで1万3,000円以上かかる場合もあるため、普段から運転する人は加入することで出費を抑えられます。家族会員制度を利用すれば、さらにお得です。
知り合い・行きつけの業者にレッカー移動を依頼する
普段から付き合いのある整備工場や、信頼できる業者に直接レッカーを依頼するのも有効です。地域密着型なら柔軟に対応してくれることが多く、費用が相場より抑えられる場合もあります。
さらに、任意保険と提携していればロードサービスが適用され、無料で搬送できる可能性もあります。事前に頼れる工場を決めておけば、不当な高額請求を避け、より安心した対応が受けられるでしょう。
レッカーの費用以外の注意点

レッカー移動を依頼する際には、費用以外にも確認すべきポイントがあります。車検の有効期限や業者の信頼性などを把握しておかないと、思わぬトラブルや損失につながることもあるでしょう。
ここでは、レッカー費用以外の注意点を紹介します。
車検切れの車はレッカー移動はできない
車検切れの車は公道を走行できないため、レッカーでのけん引にも制限がかかります。一般道路での移動は法的に認められないことが多く、業者によっては対応を断られる場合もあります。
車検切れの車を移動させる際は、積載車での搬送や仮ナンバーの取得といった特別な手続きが必要で、費用も通常より高額になりやすいです。
そのため、車検が切れる前に整備工場に搬入しておくことが重要です。車検切れの車をすでに所有している場合は、自治体や保険会社、整備工場へ事前に相談しておくと安心です。
車検切れの車をレッカーさせる方法を詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。
車検切れの車はレッカーできる?移動させる方法や費用を抑えるポイントなどを紹介
高額請求の疑いがある業者は避ける
レッカー業界には法外な料金を請求する悪質業者も存在します。基本料は安くても作業料や距離料を理由に、数十万円を請求される事例があります。
料金体系を必ず事前に確認し、高額請求の疑いがある業者は避けることが重要です。可能であれば、複数業者を比較検討しましょう。怪しいと感じた場合は、消費生活センターへ相談すると安心です。
安すぎる業者は避ける
極端に安い基本料金で集客し、実際には作業料や距離料を追加して高額請求する悪質な「後出し商法」業者も存在します。経験や設備が不十分な業者に依頼すると、車両を傷つけられるリスクもあります。
料金が安すぎる場合は相場から外れていないか確認し、任意保険やJAFと提携している業者や、口コミ・実績のある地域密着型を選ぶようにしましょう。
車のトラブルならクルマのレスキュー隊にお任せ

クルマのレスキュー隊は深夜や早朝、休日問わず、24時間365日体制であなたのもとへ駆けつけます。以下の急なトラブルに電話1本で最寄りのスタッフがすぐに出動します。
- 故障・事故車のレッカー
- バッテリー上がり
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- 燃料切れ
- 落輪・縁石の乗り上げ
- 雪道でのスタック
- フロントガラスの破損・交換
- 外車のトラブル全般
国産車はもちろん、輸入車や大型車にも対応可能。車種やトラブル内容に応じて、経験豊富なスタッフが状況を見極め、最適な方法で安全・迅速に対応します。レッカーの移動費用はロードサービス特約が付帯している任意保険に加入していれば、無料でレッカーできます。
費用は明朗会計で、追加料金の心配なく、安心して利用可能です。車のトラブルでお悩みの方はクルマのレスキュー隊にお気軽にご相談ください。
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まとめ

この記事では、レッカー費用の仕組みや相場、依頼先ごとの特徴、さらに出費を抑えるための工夫を解説しました。
レッカー費用は、基本料金やけん引距離、作業内容に加え、高速道路の利用有無で大きく変動します。任意保険やJAFのサービスを活用すれば負担を軽減でき、信頼できる業者を選ぶことで高額請求のリスクも防げます。
この記事を参考に、急なトラブルが発生しても落ち着いて行動できるよう、日ごろから備えておきましょう。
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