レッカーの知恵袋
車のタイヤに釘が刺さったらどうする?抜かない理由・走行可否・修理費用と保険を解説
執筆者プロフィール
川本裕太 関西大学を卒業後、営業職としてキャリアをスタートし、その後システムエンジニアへ転身する。 2023年にはUPSTART株式会社を設立し、メディアサイト『アプデ』を立ち上げる。 『アプデ』では、自動車関係の記事を中心に、今の知識を1ランク・2ランクもアップデートできる情報を発信している。
車のタイヤに釘が刺さった時は、出勤前や移動先で「抜くべきか」「走行してもよいのか」と判断に迷う方も多いでしょう。また、「このまま走れるのか不安」「修理費用がいくらかかるのか心配」と感じる方も少なくありません。
この記事では、車のタイヤに釘が刺さった時の正しい初動と走行可否、応急処置の選び方を解説します。また、修理費用の相場や修理先の選び方、保険やロードサービスの活用方法についても解説します。
安全かつ最小限の費用でトラブルを解決したい方は、ぜひ参考にしてみてください。
車のタイヤに釘が刺さって動けないトラブルはクルマのレスキュー隊にお任せ

タイヤから空気が抜けて自走できない時は、無理に動かすとホイールや足回りまで損傷が広がります。クルマのレスキュー隊は、夜間・休日も含めて現場へ駆けつけ、状況に合わせた応急処置や搬送をおこなっています。判断に迷ったり動けなくなったりした方は、お気軽にご相談ください。
| 対応可能時間 | 24時間365日 |
| 料金 | 19,800円〜 |
| 対応可能地域 | 大阪府全域(堺市北区・中百舌鳥・新金岡など御堂筋線沿線エリア全般) |
| 公式HP | クルマのレスキュー隊公式HP |
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車のタイヤに釘が刺さったらまず確認すること

車のタイヤに釘を見つけた際は、釘を抜くことは厳禁です。直後の行動で、修理費用も安全性も大きく変わります。最初の数分の判断が、自走できるか・交換まで必要になるかの分かれ目になります。ここでは、以下の内容を解説します。
- 釘を抜かない理由
- 安全な停車と空気圧の確認
それぞれ解説します。
釘を抜かない理由
車のタイヤに刺さった釘は、その場で抜いてはいけません。釘は穴をふさぐフタの役割をしており、抜いた瞬間に空気が一気に逃げて自走できなくなるためです。
タイヤの接地面(トレッド面)はスチールベルトで補強されており、釘が刺さっても即パンクには至りにくい構造になっています。実際に、釘が刺さったまま数日気づかずに走り続けていたというケースも珍しくありません。
抜かずに刺さったままの状態で修理店へ持ち込めば、外面修理で数千円・15〜30分ほどで対応してもらえます。逆に焦って抜いてしまうとロードサービスの手配や交換費用が加わり、トータルの出費は数倍に膨らみます。「抜かずに残す」を最初の鉄則として覚えておきましょう。
安全な停車と空気圧の確認
釘に気づいたタイミングが走行中か駐車中かで、初動が変わります。走行中であればハザードを点け、路肩や駐車場へ徐行で退避してから停止し、後方に停止表示板を置きましょう。
駐車中なら、まずタイヤ周辺で「シューッ」という空気漏れの音がしていないかを耳で確認します。空気圧計が手元になくても、次の2点で抜け具合はおおよそ判断できます。
- 接地面のたわみが普段より大きい
- 側面(サイドウォール)にしわが寄っている
タイヤがぺちゃんこに近い見た目になっていれば、空気はかなり抜けているため、早急にロードサービスを呼ぶことが重要です。
タイヤパンクでぺちゃんこになった時の原因と対処法を詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
車のタイヤに釘が刺さったまま走れるか

このまま走行できるかどうかは、釘を見つけた読者が最も知りたいポイントです。空気の抜け具合と異常サインの有無で、走行可否はほぼ判断できます。ここでは、以下の内容を解説します。
- 徐行で走れる距離
- バーストの前兆サイン
徐行で走れる距離
空気が大きく抜けていなければ、時速40km以下の徐行で近くの修理店まで移動できる場合もあります。しかし、見た目で内部の損傷具合を判断するのは難しいため、不安な場合は無理に走行せずロードサービスを呼ぶのが安全です。
スローパンクチャーと呼ばれるじわじわ漏れの場合は、半日から1日走行できることもあります。しかし、時間が経つほど穴は広がりやすく、放置すれば内部のワイヤーまで損傷します。気づいたその日のうちに修理店へ持ち込みましょう。
途中にガソリンスタンドがあれば、無料の空気入れで規定値まで補充しておくと、より安全に移動できます。空気圧の表示シールは運転席ドアの内側に貼ってあるので、規定値を見ながら入れましょう。
バーストの前兆サイン
走行中に「ボコボコ」「パタパタ」という異音、ハンドルが取られる感覚、ゴムの焦げ匂いや煙が出てきたら、バーストの前兆です。命に関わるサインなので、感じた時点ですぐに停車してロードサービスを呼んでください。
無理に走り続けると、タイヤがホイールから外れて路面に擦れ、ホイール本体やサスペンション、ブレーキ周りまで損傷します。修理費用は数倍に膨らみ、状況によっては10万円を超えることもあります。
車のパンクでレッカーを呼ぶ判断基準と費用の目安を詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
車のタイヤに釘が刺さった時の応急処置

応急処置の選択肢は、車の状態と周辺環境で変わります。空気の抜け具合・スペアタイヤの有無・修理店までの距離を踏まえて最適な方法を選びましょう。車のタイヤに釘が刺さった時の応急処置の選択肢は、以下の通りです。
- 自走で修理店へ
- スペアタイヤで積み替え
- 修理キットが使える場合と使えない場合
- 動けない時はロードサービス
それぞれ解説します。
自走で修理店へ
空気が大きく抜けていなければ、徐行で修理店まで自走するのが最も安く早い応急処置です。ロードサービスの呼び出し費用もかからず、外面修理で数千円・短時間で対応してもらえます。
ガソリンスタンドの空気入れで規定値まで整えてから移動すると、走行中に空気が抜けきるリスクを減らせます。出発前に修理店へ電話を入れておくと、到着後の待ち時間も短縮できるため、おすすめです。
スペアタイヤで積み替え
スペアタイヤを積んでいれば、ジャッキアップして積み替える方法もあります。作業時間は20〜30分が目安です。
ただし路上での不慣れな交換は、ジャッキの転倒や指の挟み込みなど思わぬ事故につながります。自信がなければロードサービスに任せた方が安全です。最近はスペアタイヤが非搭載の車も増えているため、自分の車に積まれているかをトランク下で事前に確認しておきましょう。
スペアタイヤがない車のパンク対応方法を詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
修理キットが使える場合と使えない場合
パンク修理キット(液剤+ポンプ)は、小さな穴を短時間でふさげる便利な装備です。しかし液剤を注入すると、タイヤ内側からの本格的な内面修理ができなくなり、結果としてタイヤ交換が必要になることがあります。
走れる距離・時間と引き換えに、その後の修理選択肢を狭める応急処置と考えておきましょう。近くの修理店へ持ち込める状況なら、無理にキットを使わず徐行で持ち込む方が、最終的に安く済みます。
動けない時はロードサービス
空気がほぼ抜けている、バーストの前兆がある、夜間で修理店が閉まっているといった場合は、ロードサービスを呼びましょう。
保険付帯のロードサービスを契約しているなら、0円で利用できるケースもあります。パンクなどのトラブルでは、ロードサービスを呼んでも等級は下がりません。「呼ぶと保険料が上がるのでは」と心配する方もいますが、ロードサービスの利用は等級に影響しないので安心して使えます。
車のタイヤに釘が刺さった時の修理費用

修理にいくらかかるのかは大きな不安要素ですが、釘によるパンクは多くのケースで数千円で収まります。修理方法と追加工賃の内訳を知っておくと、現場でも判断しやすくなります。ここでは、以下の内容を解説します。
- 外面修理と内面修理の費用
- 追加でかかる工賃
- 修理不可で交換が必要な場合
それぞれ解説します。
外面修理と内面修理の費用
車のタイヤに釘が刺さった時の修理は、外面修理(外面からのプラグ充填)と、タイヤを外して内側からふさぐ内面修理(パッチ+プラグ)に大きく分かれます。費用や耐久性が違うので、車のタイヤに釘が刺さった場合の修理費用を、以下の表で整理します。
| 修理方法 | 費用相場 | 作業時間 | 主な対応店 |
| 外面修理(焼き付け) | 1,500〜2,500円 | 15〜30分 | ガソリンスタンド/カー用品店 |
| 内面修理(パッチ+プラグ) | 3,000〜5,000円 | 60〜90分 | タイヤ専門店/ディーラー |
このように、外面修理は手早く安く済む一方、穴が大きい・斜めに貫通したケースでは強度が不足します。耐久性を重視するなら内面修理が安心で、高速走行にも対応しやすくなります。
追加でかかる工賃
内面修理ではタイヤの脱着工賃が500〜1,500円、ホイールバランス調整が1,000〜2,000円ほど加わります。廃タイヤを処分する場合は、別途数百円が必要です。
合計すると、当初の修理費よりも数千円高くなることが珍しくありません。電話で予約する段階で「総額でいくらになりますか」と確認しておくと、当日の想定外の出費を防げます。
修理不可で交換が必要な場合
サイドウォール(側面)に釘が刺さった、穴が直径6mmを超える、複数本同時に損傷したといったケースは修理不可で、タイヤ交換になります。普通車で1本1万5,000円〜3万円程度、SUVや輸入車はそれ以上かかることもあります。
残り溝が浅い場合は、前後左右の摩耗バランスを揃えるために4本同時交換を勧められることもあります。提案された時は、他店でも見積もりを取って比較してみるとよいでしょう。
パンクや故障時のレッカー費用の相場を詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
車のタイヤに釘が刺さったトラブルに関するよくある質問

車のタイヤに釘が刺さった時に多い疑問を、3つにまとめました。
Q. 車のタイヤに釘が刺さったまま何キロ走れますか?
空気が大きく抜けていなければ、時速40km以下の徐行で5〜10km程度が目安です。ただし状況によって異なるため、できるだけ早く近くの修理店へ向かってください。
Q. 修理キットを使った後でも本格的な修理はできますか?
液剤タイプの修理キットを使うと、タイヤ内側からの内面修理ができなくなり、交換が必要になることがあります。近くで修理できる状況なら、キットを使わず持ち込む方が無難です。
Q. ランフラットタイヤでも釘が刺さったら修理は必要ですか?
ランフラットタイヤは空気が抜けても一定距離は走れますが、釘が刺さった場合は点検・修理または交換が必要です。メーカーやディーラーの指定に従い、自己判断で走り続けないようにしましょう。
車のタイヤに釘が刺さって対応に迷ったらクルマのレスキュー隊に相談

現場で「自走できるのか」「ロードサービスを呼ぶべきか」の判断は、慣れていないと迷う場面です。クルマのレスキュー隊は、現場の状況を電話でヒアリングしたうえで、最適な対応を提案します。走行を続けるか動かさず待つかの判断に迷っている方は、お気軽にご相談ください。
| 対応可能時間 | 24時間365日 |
| 料金 | 19,800円〜 |
| 対応可能地域 | 大阪府全域(堺市北区・中百舌鳥・新金岡など御堂筋線沿線エリア全般) |
| 公式HP | クルマのレスキュー隊公式HP |
>>クルマのレスキュー隊に今すぐ電話する
>>LINEで相談する
まとめ|車のタイヤに釘が刺さったらロードサービスへ依頼しよう

車のタイヤに釘が刺さったら、まず釘は抜かず、空気の抜け具合を確認します。大きく抜けていなければ徐行で修理店へ、空気がほぼ抜けている・バーストの前兆があるならロードサービスを呼ぶのが最短ルートです。
修理費用は外面修理1,500〜2,500円、内面修理3,000〜5,000円が目安で、多くは数千円で済みます。タイヤ単体は車両保険の対象外でも、付帯のロードサービスなら等級を下げずに使えるため、対象なら実質負担を抑えられます。判断に迷った時や車が動かなくなった時は、無理に走らず早めに相談してみてください。
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※本記事の内容は一般的な情報提供を目的としています。タイヤの状態・修理可否の最終判断は、整備士による現物確認が必要です。実際の修理・走行判断は、修理店または専門業者に必ずご相談ください。